bakueikozo/atomcam_tools_obsolute

atomcam_tools

これはATOMCam2の機能を拡張するツールキットです
このツールはATOMCam2の標準的な機能に満足できないユーザーが、
各自の責任において機能を拡張するためのツール・スクリプトをまとめたものです。
利用にあたって、当然のことながらカメラメーカへの問い合わせなどは厳に慎んでください。
それ以外、自由に利用できますが、仮に悪用し、他人へ迷惑をかけた場合の責任は
その設定を行った者が負うべきものであることを理解してください。
質問、動作不具合、機能のリクエストは　Issues を立ててください。
どうしてもわからない場合は、twitterで関連する投稿にリプライを付けてください。
telnetパスワード以外のことについてのDMでの質問は、他の方への情報共有が滞りますのでもったいないです。

実現される機能

• WebUI (Port: 8080)
• FTPサーバー機能 (Port:21)
• Telnet (Port:22)
  • rootユーザー、パスワードはこのこのカメラ(2世代目)の商品名を英数小文字、8文字で入力したものです。
    • わからなければTwitterのDMで聞いてください。

セキュリティに関わる重要事項

上記項目に書いてある各ポートが利用可能となります。
現時点ではこのポートはセキュリティ上の懸念材料となりますので、
ネットワークのセキュリティーを各自十分に保つように心がけてください。

使用法

https://github.com/bakueikozo/atomcam_tools/releases/tag/v1.0rc

からatomcam_tools.zipをダウンロードし、適当なツールで解凍します。

解凍されて出てきたすべてのファイルを、ATOMCam2で使用可能なmicroSDカードのルートフォルダに保存します
保存したmicroSDカードをATOMCam2に入れて電源を入れます

Web設定画面

ATOMCam純正アプリや、IPアドレス確認ツールなどでATOMCam2のIPアドレスを確認し、
ブラウザで http://[ATOMCam2のIPアドレス]:8080/cgi-bin/honeylab.cgi を開きます
この設定画面で行った設定は microSDカード内、hack.ini　に保存され、次回再起動後からは自動的に読み込まれます。

Alarm File Save

Save Alarm MP4 into alarm_record folder (Note: No remove automatically.)
にチェックを入れると、検出機能によって生成された12秒動画を内蔵microSDカードのalarm_recordフォルダに保存します。
！！！　このファイルは自動的には削除されないため、FTPサーバ機能などを使って随時削除する必要があります。！！！
または、「Clean Alarm Save Folder」を押すことによってもファイル削除が行えます。

FTP Setting

「Enable FTP Server」にチェックを入れると、FTPサーバ機能が起動します(再起動が必要です)
「Working as FTP Client」にチェックを入れると、FTPクライアントとして動作し、
特定のFTPサーバに毎分録画を送信することができます

FTP Server IP Address

FTPサーバのアドレスを入力します

Login User as

FTPサーバに登録されたユーザ名を入力します

Password

FTPサーバに登録されたパスワードを入力します

upload folder

各カメラごと違う名前で、動画をアップロードするフォルダ名を指定します。

ALL NORMAL RECORD FILES

毎分録画を [upload folder]/record/yyyy/mm/dd/yyyymmdd_hhmm.mp4 として転送します

ALARM RECORD FILES

検出動画(12秒)を [upload folder]/alarm_record/yyyymmdd_hhmm.mp4 として転送します。

Schedule Recording

録画された毎分動画を残す設定を行います。

ALL HOURS

これにチェックを入れておくと、すべての録画を行う通常の動作となります。

CUSTOM

これにチェックを入れておくと、曜日・時刻マトリックスのチェックボックスがONになっていない時間は、 録画されたファイルを随時削除します。
明らかに不要な時間帯を除外することで、長い日数の録画を残せるようにするための試みです

Swap file on SD Card

Swap file size MB ( 0 = disabled) (Need to reboot)

動作を安定させるための仮想メモリのサイズを設定します。 RTSPサーバを使用するためには、40MB程度のサイズを設定しておくと安定性が高まることが確認されています。 また、この場合microSDへの書き込み回数が多くなるため、信頼性の高いディスクを使用することが必要です。

Reboot Setting

Reboot in each x Hours.( 0 = disabled)

ネットワークの不調など、何らかの理由でATOMCamが連続稼働することができない場合、
一定時間ごとに再起動を試みます。
必ずしもこれによって問題が解決するとは限りません。

RTSP setting (not recommended)

USE RTSP Streaming (Need to reboot)

チェックを入れると、RTSPストリーミングを行います。 　 特に、システムの安定性に関わるため、利用には十分なテストを行ってください。

streaming URL

VLC media playerの「ネットワークストリーミングを開く」で入力するURLが表示されます。

Copyright

LICENSEファイルを参照してください

寄付について

このアプリの使用条件は特にありませんが、以下のリンクから買い物をすると、売り上げの一部が私に還元されます。 https://honeylab.hatenablog.jp/entry/2021/09/29/115855

atomcam_tools_obsolute's Issues

自動再起動機能への要望

現状の問題点

今実装されている自動再起動機能はカメラが起動してから一定時間ごとに
再起動を行うだけで再起動のタイミングが計りづらい。

要望

今の一定時間の再起動機能とは別に追加で時刻指定のスケジュール再起動機能を実装してほしい。

理由

再起動が1日1回で良い場合や特定の時間帯にタイムラプス撮影をしたくて再起動するタイミングを
把握しておきたい場合はこちらの方が便利です。
また、現行の再起動方法も残しておけば指定時刻に再起動してからn時間後に再起動するため
タイミングも把握しやすい為です。

AtomCam2が起動できない問題

先日新しくAtom Cam2を購入し、当該ツールの導入を試してみましたが、
Atom Camが起動できず、atomcam_toolsの管理画面にもアクセスできない状態です。
何か対策などありましたらお教えいただけると幸いです。

■環境

• デバイス：Atom Cam2
• Firmware：4.58.0.65
• atomcam_tools：v1.0rc2, v1.0rc1　※両方試したが結果は変わらず

■試したこと

• Atom Cam2のアプリでフォーマットしたSDカードのルートディレクトリに「atomcam_tools_1.0rc2.zip」を解凍したファイルをすべて格納　→　Atom Cam2を再起動（USB給電ケーブルの抜線＆再結線）。
• その後、管理画面（http://[ATOMCam2のIPアドレス]:8080/cgi-bin/honeylab.cgi）にアクセスするが、一切応答なし
• Atom Cam2に直接Ping送るが、同様に応答なし
• Atom Cam2本体のLEDは「ステータスライト：オレンジ点灯、赤外線LED：赤点灯」のまま　※30分放置したが変化なし
• Atom Cam2からSDカードを引き抜くと本体が正常起動し、公式App(iOS)からも接続可能になる。
  　※atomcam_toolsの管理画面には引き続きアクセスできない。Telnetも不可
• 本体をリセットし、最初から試すが同様の結果になる。

状況は以上になります。
他に推奨手順や対処方法等がありましたらお教えいただけると幸いです。

何卒よろしくお願い致します。

FTPサーバー経由でファイルのアップロード・削除ができない問題

Alarm File Save機能の説明内で
このファイルは自動的には削除されないため、FTPサーバ機能などを使って随時削除する必要があります。！！！
と書いてありますが今のFTPの設定だと削除などのコマンドを受け付けてくれないのでできません。

honeylab_init.shの98行目にて
/tmp/busybox tcpsvd -vE 0.0.0.0 21 /tmp/busybox ftpd / &
となっているところを
/tmp/busybox tcpsvd -vE 0.0.0.0 21 /tmp/busybox ftpd -w / &
にするとアップロード・削除のコマンドを受け付けるようです。

修正をPull Requestするか悩みましたが誤操作でシステムファイルを削除しないように読み取り専用モードで
FTPサーバーを起動しているのかもしれないと思い念のためにIssueを投げさせてもらいました。
誤操作防止の場合は説明文から削除するか、honeylab.cgiのメニューにON-OFFの項目を追加した方がいいかもしれません。

無線LAN自動再接続機能の実装要望

要望

一定間隔で指定IPアドレスまたはデフォルトゲートウェイにpingを送信して複数回連続で失敗した場合に
無線LANインターフェースのみを自動的に再起動(down/up)させる機能が欲しいです。

理由

現行の自動再起動機能でも最低限の復帰は出来ますが再起動させている間は数十秒録画自体が止まってしまうため
確率は非常に低いが犯罪の瞬間などを撮り逃す可能性があること。
また、タイムラプス撮影と再起動が重なった場合再度撮影が始まるまでの間の映像が飛んでしまうためです。

Feature request

Hello there. I am using the camera with MediaPipe to do human detection. May I request an API to switch the camera (recording) on or off?

i.e. I want this function to be controlled by API

Thanks.

ftp settingでFTPFOLDERがパーセントエンコードされてしまう。

web consoleからだとupload folderのスラッシュが %2Fにエンコードされてしまいディレクトリ指定が出来ない様です。
ex) "/share/web_camera/ebi" -> "%2Fshare%2Fweb_camera%2Febi"

ネットワーク経由でのATOMCAM＿TOOLSのバージョンアップ

素晴らしいツールの公開ありがとうございます
非常に便利に利用させていただいております

1点、リクエストがございます
ATOMCAM＿TOOLSがVerUPするとすべてのATOMCAMのSDカードを抜いてツールをコピーしないといけなく、複数台あったり、屋外の梯子に上るような高い場所に設定してあるものには
SDカードの頻繁な抜き差しは正直非常に大変です
ネットワーク経由でのATOMCAM＿TOOLSのバージョンアップ機能を追加できないでしょうか？
SDカードのルートをCIFSで見れるようにしてもらえるだけでもいいかと思ってます
（ファイルをコピーしてWEBから再起動させればいいのかなと思ってます）
よろしくお願いいたします

アプリでタイムラプスを撮ると管理画面などにアクセス出来なくなる問題

純正アプリでタイムラプスを撮ると、(数時間後や数分後に)動作が不安定になるのか、このツールの管理画面や画像表示ページなどにアクセス出来なくなる問題があります。他の方も同じような症状ありますでしょうか？

設定
動体検知オフ
スワップ40MB設定済み
RTSP有効
上記3つ以外デフォルト

環境
Release v1.0rc2
ファームウェア 4.58.0.51
AtomCam2

よろしくお願いいたします