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Azure AD Connect 資料採取ツール

AADC サーバー情報一括採取ツール

概要

本スクリプトは、AADC サーバーの情報を一括で採取します。

AADC サーバー情報一括採取ツールの手順

簡易取得

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 下記のように実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先>

4. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

オブジェクト情報 (AD/CS/MV) 取得

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 以下のように、ドメイン名とオブジェクトの DN (DistinguishName) 値を指定してスクリプトを実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> -GetObjDomainName "<ドメイン名>" -GetObjADdn "<DN 値>" -DomainAdminName "ドメイン管理者名" -DomainAdminPassword "ドメイン管理者パスワード"

   例:

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath "C:\Tmp" -GetObjDomainName "contoso.com" -GetObjADdn "CN=user01,OU=users,DC=contoso,DC=com" -DomainAdminName "consoto\admin01" -DomainAdminPassword "Password"

4. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

シナリオトレース (オブジェクト同期、パスワードハッシュ同期、パスワードライトバック)

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 下記のように実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> -NetTraceFor DirSyncAndPHSAndPWB

   !! ご留意ください !!

   Azure AD Connect の下記 サービス再起動します。

   Microsoft Azure AD Sync

   サービスは直ぐに起動されますため、サービスの機能提供に問題はございませんが、サービス監視を実施されている場合は、監視ソフトにアラートが表示される可能性がございますのでご留意ください。(問題がない場合は ”y” を入力して進めてください。)

4. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

シナリオトレース (パススルー認証)

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 下記のように実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> -NetTraceFor PathThroughAuth

   !! ご留意ください !!

   Azure AD Connect Passthrough Authentication の下記 サービス再起動します。

   Microsoft Azure AD Connect Authentication Agent

   サービスは直ぐに起動されますため、サービスの機能提供に問題はございませんが、サービス監視を実施されている場合は、監視ソフトにアラートが表示される可能性がございますのでご留意ください。(問題がない場合は ”y” を入力して進めてください。)

4. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

シナリオトレース (Azure AD Connect Health for Sync)

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 下記のように実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> -NetTraceFor Health

   !! ご留意ください !!

   Azure AD Connect Health for Sync の下記 2 つのサービス再起動します。

   Azure AD Connect Health Sync Insights Service

   Azure AD Connect Health Sync Monitoring Service

   サービスは直ぐに起動されますため、サービスの機能提供に問題はございませんが、サービス監視を実施されている場合は、監視ソフトにアラートが表示される可能性がございますのでご留意ください。(問題がない場合は ”y” を入力して進めてください。)

4. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

シナリオトレース (構成ウィザード、またはその他のシナリオ)

1. Releases で最新版の "Source code" をダウンロードし、Get-AADCDiagData.ps1 を取得します。

2. PowerShell プロンプトを管理者として起動し、スクリプトを配置したフォルダーに移動します。

3. 下記のように実行します。

   .\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> -NetTraceFor ConfiguraionOrOtherthing

   上記を実行すると以下のように表示されますので、 PowerShell ウィンドウはそのまま維持します。

    Please start configuration steps or other scenarios.
    If you have finished all steps, then close configuration wizard and press enter here...:
   

4. 構成ウイザードなどを進め、エラー事象を再現します。

5. エラー再現後は、手順 1 で開いた PowerShell ウィンドウ上で Enter キーを入力します。

   ※構成ウィザードを実行した場合は、構成ウィザードを閉じてから Enter を押してください。

6. AADCLOG フォルダーを zip 形式で圧縮し、弊社までご提供ください。

エラーが出力する場合

以下のようなエラーが出力した場合は、スクリプトを後述の通り実行ください。

Powershell.exe -ExecutionPolicy ByPass -Command {.\Get-AADCDiagData.ps1 -Logpath <ログファイル出力先> }