コマンドラインで実行したい場合は build.sbt
の依存ライブラリと以下のオプションを参考にしてください。
thoth 1.0
Usage: Thoth [options]
-i <directory> | --inputBase <directory>
inputBase is a required input directory property
-o <dirctory> | --outputBase <dirctory>
outputBase is a required output directory property
--officeOutput
officeOutput is convert markdown to docx file flag
依存ライブラリにパスを通したり実行にPandocとPlantUmlが必要です。
これらをセットしたイメージをDockerで作成しているのでそちらの実行を推奨します。イメージの実行は以下のコマンドで。
docker run --rm -v [ホストの入力ディレクトリ]:/in -v [ホストの出力ディレクトリ]:/out shinsukeabe/thoth [-i,-o以外のoption]
入力ディレクトリは以下のルールで参照されます。
入力ディレクトリルート
+ /umls ・・・ PlantUMLのファイル格納ディレクトリ(配下の .puml ファイルが対象)
+ /dots ・・・ Graphvizのファイル格納ディレクトリ(配下の .dot ファイルが対象)
+ /resources ・・・ その他のリソースファイル群
+ hoge.md ・・・ マークダウンファイル(複数)
+ /[subdir] ・・・ 任意の名称のサブディレクトリ
サブディレクトリの構成も上記に従います。
umls
と dots
ディレクトリ以下は処理対象の拡張子が決まっており、ルールから外れたファイルはresourcesに出力されます。
出力ディレクトリルート
+ markdown ・・・ マークダウンに展開したファイルの出力先。配下の構成は入力ディレクトリのルールと同じ。
+ office ・・・ pandocで出力したofficeファイルの出力先。
PlantUMLとGraphvizのファイルは、pngに変換した上で出力されます。
Thothが処理するカスタムマークダウンがあります。
PlantUMLは以下の書式でマークダウンに埋め込んでください。パスは相対パスで記述してください。
$[代替テキスト](.pumlファイルのパス "タイトル")
png形式で出力されたパスの画像書式に変換されます。
Graphvizは以下の書式でマークダウンに埋め込んでください。パスは相対パスで記述してください。
$[代替テキスト](.pumlファイルのパス "タイトル")
png形式で出力されたパスの画像書式に変換されます。