tail-island/optix7courser

OptiX tutorial. Rewriting optix7course with C++17.

OptiXのチュートリアルとして有名なoptix7courseを、C++17（CUDAがまだC++20に対応していなかった……）で書き換えてみました。C++17や、あとCMake3.18が提供する機能の活用と、行列演算を独自ライブラリからEigenに変更したことで、元ネタよりもコードがシンプルになったと思います。

コース

1. 開発環境を確認する
2. OptiXを使用するための前準備
3. 生成された画像をウィンドウで表示する
4. ポリゴンを表示する
5. ポリゴンに陰影をつける
6. オブジェクトとしてポリゴンを構造化する
7. 既存の3Dモデルを読み込む
8. テクスチャーの貼り付ける
9. 影を生成する
10. リアルな影を生成する
11. 積算でノイズを除去する

ビルド

Linuxでシェルを使用する場合

ターミナル上で、以下を実行してください。

$ mkdir build
$ cd build
$ cmake -DOptiX_INSTALL_DIR=/opt/optix -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release
$ make

WindowsでPowerShellを使用する場合

PowerShell上で、以下を実行してください。

> New-Item -Path .\\build -ItemType Directory
> Set-Location .\\build\\
> cmake -DOptiX_INSTALL_DIR="C:/ProgramData/NVIDIA Corporation/OptiX SDK 7.4.0" ..
> msbuild -p:configuration=release -p:platform=x64 ALL_BUILD.vcxproj

Visual Studio Codeを使用する場合

.vscodeフォルダにsettings.jsonファイルを作成してください。

{
    "cmake.configureSettings": {
        "OptiX_INSTALL_DIR": "C:/ProgramData/NVIDIA Corporation/OptiX SDK 7.4.0",
        "//": "Linuxの場合は\"/opt/optix\""
    }
}

Visual Studio Codeのステータス・バーをクリックし、以下の状態になるように設定してください（設定するのは、[CMake: [Release]: Ready]の部分と[Visual Studio Community 2019 Release - amd64]の部分です）。

CTRL-SHIFT-pで[CMake: Delete Cache and Reconfigure]を実行し、CTRL-SHIFT-pで[CMake: Build]を実行してください。